お米を選ぶ時、どんなことを基準にして選んでいるのでしょうか?
お米はもともと淡白な味ですが、銘柄によって特徴があります。
お米(ご飯)の食味は、①外観・②香り・③固さ・④粘り・⑤味という5つの要素があります。
① 外観は、炊き上がりのご飯の見た目を判断し、粒がそろっていて艶がありかどうかとういうこと。
② 香りは、ごはんの匂いがするかどうか。
③ 固さは、噛んだ時の歯ごたえ。
④ 粘りは、上下の歯を開く時のくっつき具合。
⑤ 味は、噛み締めていくときに感じる甘味のことです。
味覚には個人差がありますし、好みもあります。人によって固めが好き、柔らかめが好き、あるいは粘りの強いご飯が好きなど、様々だと思います。
現在販売している銘柄米の特徴をご紹介します。お米選びの参考にして下さい。
銘 柄 | 両 親 | 特 徴 |
コシヒカリ | 父:農林1号 母:農林22号 |
日本で栽培されている品種の中では、食味バランスが最も良い。全国的に栽培されている。 |
ササニシキ | 父:ササシグレ 母:ハツニシキ(奥羽224号) |
あっさりして柔らかく、淡白な食味。宮城を中心に数県で栽培される。寿司、日本食に合う。 |
あきたこまち | 父:奥羽292号 母:コシヒカリ |
コシヒカリから受けついで粘りが強く食味バランスが良い。秋田をはじめとして東北各県で栽培。 |
ひとめぼれ | 父:初星 母:コシヒカリ |
ほどよい粘りと甘みで近年人気が高くなっている。ほぼ全国で栽培されているが東北、北陸が中心。 |
ゆめぴりか | 父:ほしたろう 母:北海287号 |
粘りがあってやわらかく、ほどよい甘みがある。 北海道で栽培されている。 |